キッチン・水まわりリフォームのポイント

 築年数が経つほど住宅設備機器は劣化していきます。毎日、使うキッチンや浴室、洗面化粧台、トイレなどはなおさらです。
 設備機器は日々進化し、暮らしが楽しく、家事が楽に、体にも良い機能をもった設備機器がたくさんあります。
 "こんな暮らしがしたい!”というご家族の夢を叶える水まわりリフォーム、してみませんか??

<キッチンリフォームのポイント>

炊事が楽に、料理が楽しくなるキッチン

 間取り変更ができれば、ライフスタイルに合ったレイアウトから検討していくことができますが、位置を変えずにシステムキッチンを最新式のものに交換するだけでも、随分と暮らしが変わります。
 デザイン、素材は各メーカーから様々なものがありますが、共通するおさえておきたいポイントの一部をご紹介します。

Point 1   

最適な配置、使いやすい高さを考えよう!

 コンロ・シンク・冷蔵庫を結ぶ三角形を「ワークトライアングル」といいます。三辺のバランスが良く、距離がそれぞれ均等で2~3歩で行き来できるとスムーズに作業ができます。
 また、使いやすい高さでないと腰が痛くなってくることも。高い位置の吊戸棚は結局使わなくなってしまうこともあるので、よく使う方の体に合ったキッチンを選ぶのがポイントです。ショールームで実際にスリッパを履いて確認してみましょう。
 間取りを変更するなら、洗濯機を置く洗面室や物干しスペースも近くにすると便利です。

Point 2   

物の量や使う場所に合わせた収納計画を!

 キレイなキッチンを保つには、収納スペースの確保が大切。引き出しタイプの最新キッチンはデッドスペースを極力減らし足元まで収納スペースがあったり、電動式の吊戸棚は上部も無駄なく利用できます。まずは、持ち物の量やサイズ、使い方をチェックしましょう。
 そして良く使う場所に合わせて収納計画をすることがポイントです。例えば、お鍋などはフライパンと一緒にコンロ下に収納してしまいがちですが、最初に水を入れることが多いなら、シンク下に収納するのもおススメ。また、食卓で使うことが多いものはキッチンでなく、ダイニング側の収納にしまうと便利です。
リフォーム時にはプランナーとどこに何をしまうかまで打ち合わせするとリバウンドが少なくてすみます。

引き出しの活用で収納スペースは大幅にアップ

引き出しなら奥まで見渡せ、欲しいときにすぐに取り出せて、使い終わったら、さっとしまえます。

Point 3   

家事を楽にする便利な設備を導入しよう!

 さまざまな形状や材質のシンク、浄水器内臓のシャワーや手を触れなくても水が出し入れできる水栓、面倒なお掃除を自動でしてくれるレンジフードなど、最新機器はたくさんの機能を持っています。優先順位をつけ、ライフスタイルに合ったパーツを選ぶと、炊事がぐっと楽に、お料理がもっと楽しくなります。

<おすすめ機能&アイテムのご提案>

衛生的&節水&時短!

サポートシンク

サポート用レーンにプレートを置くことで、作業スペースが増え、まわりが汚れやすい作業もしやすい“サポートシンク”。

掃除がしやすい
レンジフード

汚れにくいアイディアと工夫で、面倒なファン掃除が10年間不要な“ほっとクリーンフード”。

タッチレス水栓

お料理中や手の届きにくいお子様にも便利なセンサーに手をかざして吐水&止水ができる“タッチレス水栓”。

キレイ除菌水

“キレイ除菌水”搭載のキッチンなら、洗った後に吹きかけることで網かごや包丁、まな板などの菌も抑制。

料理が楽しく!

トリプルワイドコンロ

同時に3つ使えムダな動きなしに調理可能、手前スペースが広々しているので2人並んでの料理も快適な“トリプルワイドガスコンロ”。

クッキングコンセント

手元にコンセントがあるので、カウンターでミキサーなどの調理家電がスムーズに使える“クッキングコンセント”。

セラミックワークトップ

熱にもキズにも汚れにも、強いから気にせずテキパキ作業ができる“セラミックワークトップ”。

囲炉裏キッチン

ダイニング側からも操作できるIHを組み込んだテーブルで、みんなが調理・食事を楽しめる“囲炉裏キッチン”。

<浴室リフォームのポイント>

お掃除ラクラク・明⽇への元気をチャージする浴室

 マンションの場合はユニットバスの交換が多いですが、現在のユニットバスは構造のスリム化や配管経路が改善されたことにより、デッドスペースが小さくなったことで、間取りを変更しなくても、ひとまわり広々としたバスルームに生まれ変わることもあります。
 標準的なユニットバスは快適&安全に使うための機能は基本的には揃っていますので、より機能的なパーツをオプションで加えることで、より好みにかなった寛げるバスルームに変身します。

  • Point 1   

    浴室と洗面室を暖かく保ち、温度差をなくす工夫を!

  • Point 2   

    体勢を変える場所には手すりを取り付けると安全です。

  • Point 3   

    今を楽しむとともに5年後、10年後を見据えたアイテムを選びましょう。

<おすすめ機能&アイテムのご提案>

バリアフリー&リラックス&お掃除ラクラク!

サポートシャワーバー

シャワーの高さを変更できるだけでなく、浴槽の出入りもサポートする“シャワーバー”。

ベンチタイプカウンター

腰かけてシャワーが浴びられる“ベンチタイプカウンター”のある浴室。手すりと併用で浴槽により安全に入りやすく。スキンケアや足湯をしたりと様々な使い方が可能。

肩湯

肩から湯をまとうかのような“肩湯”はリラックス効果だけでなく、首を直接温めることにより血流も促進。

床ワイパー洗浄

ワイパーのように水道水を散布することで、角質や皮脂汚れを洗い、「きれい除菌水」で仕上げる“床ワイパー洗浄”機能付きバスルーム。

<洗面室リフォームのポイント>

空間やライフスタイルに合わせて機能的な洗面室に

 洗面室は、洗顔・メイク・脱衣だけでなく、家事も含めて多様な用途を持つ空間です。
洗濯機の置き場もあるようであれば、洗濯やアイロンがけ、収納する行為などの家事を特に考慮すると使いやすい洗面室になります。毎日の身だしなみをチェックする洗⾯台にも、さまざまな機能を持ったものや形状、デザインがあります。髪の毛が捨てやすい排水口や、ごみがスイスイ流れるボウルなど掃除のしやすい工夫も随所にあるので、ぜひチェックしてみてください。

  • Point 1   

    洗面室でどんなことがしたいか家族で話し合ってみましょう。

  • Point 2   

    ストック類やリネン類、着替えなどの収納計画を!

  • Point 3   

    暖かく、滑りにくい水に強い床を選びましょう。できれば、段差の解消も。

<おすすめ機能&アイテムのご提案>

使い方色々&家事ラクラク

小物収納

メイク道具や小さなアイテムをすぐに取り出しやすい手元収納のある洗面化粧台。

座って使える化粧台

座って使ったり、洗濯物を入れるかごを置いたり、多用途に使えるカウンター下がオープンなプラン。

センサー付水栓

手を触れずにセンサーが感知して水が出てくる水栓。上から出るタイプだと水栓の根本に水だまりができずに お掃除ラクラク。

室内物干し

雨の日や花粉・梅雨の季節などに特に重宝する、使う時だけ降ろして使える"室内物干し"。

<トイレリフォームのポイント>

節水・清潔機能が格段にアップした多機能トイレ

 機能が格段に進歩している各メーカーの便器。洗浄の水量が大幅に減り、節水効果が高いだけでなく、汚れがつきにくい素材が使われていたり、除菌機能がついていたりと掃除がしやすい工夫がきめ細かくされています。
 省スペースのタンクレスタイプや、収納一体型トイレなど、空間の使いやすさも改善されます。

  • Point 1   

    狭い空間を快適につかえる便器タイプと機能を選びましょう!

  • Point 2   

    必要に応じて下地のある場所に⼿すりを取り付けましょう。

  • Point 3   

    デッドスペースを有効利用し収納スペースを確保しましょう!

<おすすめ機能&アイテムのご提案>

バリアフリー&お掃除ラクラク!&省エネ

収納一体型トイレ

トイレットペーパーや掃除用品もすっきり収納できる“収納一体型のトイレ”。

サポートバー

モダンデザインで使わないときは跳ね上げておけばすっきり広々できる“サポートバー”。

キレイ除菌水

汚れの元となる菌を除菌。黒ずみや輪じみが残りにくい“キレイ除菌水”搭載の便器。

オート開閉機能

人の動きを感知して、便器のフタが自動で開閉する“オート開閉機能”付きの便器は暖房便座の節電にも効果的。

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