収納リフォームのポイント
「もう少し、収納スペースがあったらもっとすっきり片付くのに…」。住まいに関するお悩みの上位にはいつも収納スペースの不足があがっています。
現在は、意識していないとすぐに物があふれる時代。すっきりとした暮らしは、家に入ってくる物の管理をし、「片付けやすい収納」でなければ長続きしません。
リフォーム時は必要な物と収納計画を見直すチャンスです!「整理&収納」の基本的な考え方をベースに、ご家族にあった収納リフォームを一緒に考えて行きましょう。
家族みんなが使いやすく、片付けやすい収納とは・・
使いやすい収納は、今ある物の「 整理 」とこれからの「 収納計画 」がワンセットです。
「 整理 」のポイント
- Point 1
物の適量を知ろう!まずは家の物を全部出してみる。
- Point 2
物を持つ意味、どんな暮らしがしたいかを考えてみる。
- Point 3
- 分類する。
- ・個人の物と家族みんなの物を分ける。
- ・いらない物を処分し、いる物はよく使う物とそうでない物に分ける。
- ・使う目的・頻度・時期・場所で分ける。
- Point 4
家全体にある物の種類・サイズ・数などを把握する。
- Point 5
将来どのような物が増え、または減るか。生活の変化も考慮しておく。
「 収納計画 」のポイント
- Point 1
収納場所は、物を使う場所の近くや動線上に設ける。
- Point 2
使う頻度の高い物は取り出しやすい高さや手前のスペースに。
- Point 3
個々の収納空間は物の種類、サイズ、数に適した寸法に。
- Point 4
物の定位置を決め、家族みんなが出す・使う・戻すが簡単にできるように。
- Point 5
無理のない動作で出し入れできるか、扉の有無・種類も吟味。
- Point 6
最初からいっぱいにならない、「80%収納」に。
- Point 7
ライフスタイルの変化にも対応できる収納計画を。
個人の空間は個人の好みに!
「整理」の際に分類した個人の物は極力、「個」のスペースで管理できるようにしましょう。
それは、1つの“部屋”でも1つの“収納スペース”でもOKです。その際には、
よりその個人が使いやすく性格や好みにあった収納計画にすると、モチベーションも上がりキレイが長続きします。
暮らしの変化がある度に定期的にチェック!
「整理」の段階で物の見直しをする際、捨てるかどうか迷ってしまい先に進めない…ということもあるかもしれません。
そんな時は、マスキングテープや付箋に日付を書いて貼った上で、一定期間「保留ボックス」にまとめておきましょう。
また、「収納リフォーム」の段階で一度決めた定位置も永遠のものではありません。家族の成長や生活の変化によって持つ物の量や使い方、形状も変化していくので、都度適量の見直しや定位置の見直しも必要です。
<おすすめ機能&アイテムのご提案>
片づけやすい収納のためには使う場所に使う物をしまうスペースを作ることを前提に、マンションの場合は
さらに「いかにデッドスペースがない収納にするか」がポイントです。
空間にぴったり、空間を立体的に、デッドスペースを極力排除!した収納アイテム
壁面収納
オーダーメイド感覚で、収納する物の種類や量に合わせてプランできる壁面収納。扉材などのパーツはインテリアに合わせて豊富なカラーから選ぶことができます。
畳スペース
リビングの一角に設けた安らぎの畳コーナー。畳の下は収納スペースになっているので、かさばる物や長物の収納などに便利に使えます。
システム収納
棚、ハンガーパイプ、引き出しなど収納パーツを目的に合わせて巧みに配置し、空間を有効利用した使いやすい収納に。暮らしや家族構成の変化に合わせてパーツの組み替えや追加も。
カップボード
食材のストックや調理家電、ごみ箱などキッチンにしまいたい多様なものを効率よく配置できるプランが可能です。作り付けなので、デッドスペースも最小限に。
水まわりのリフォームと合わせて、空間をスッキリ片付けましょう!
洗面化粧台だけでなく、洗面室全体を、キッチンだけでなくキッチン背面収納やLDK全体の収納を見直してみませんか?当社では、㈱アンジェリュクスと提携して収納コンサルティングも実施しています。せっかくなら、もっと暮らしが楽になるリフォーム、してみませんか??